柑橘
西浦みかん(西浦みかん寿太郎)西浦地区におけるみかんの歴史はとても古く、江戸時代に遡ります。駿河湾と富士山を望む絶景と温暖な気候に恵まれており、ほぼ1年を通じてみかんが出荷されています。また長年にわたる産地としての取り組みが認められ、平成24年の第61回全国農業コンクールにおいて「農林水産大臣賞」を受賞しました。西浦みかん寿太郎は、昭和50年に山田寿太郎氏により発見された「寿太郎温州」をブランド化した沼津市自慢のみかんです。平均糖度が高く、酸味と甘みのバランスが絶妙で濃厚な風味が特長です。「西浦みかん寿太郎プレミアムゴールド」は「しずおか食セレクション」に認定されています。
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伊豆太陽ハウスみかん東伊豆町の生産者が全国で初めてハウスみかんを手掛け、みかんのハウス栽培のきっかけを作ったと言われています。また、県内でいち早くヒートポンプを導入し、重油や電気を含めた暖房費用の削減を実現しました。決して妥協しない栽培方法によって、年間の平均糖度12度以上と高品質なハウスみかんを安定生産しています。贈答用としても人気です。 |
富士みかん富士市で栽培された高糖度で外見の美しさにもこだわったプレミアムミカン「富士みかん」です。光センサー式の柑橘選果機で大きさや傷、形状、糖度や酸度を測り、トップレベルの品質のミカンだけを集めました。 |
伊豆太陽ニューサマーオレンジ大正9年の導入から地域の栽培に適した高品質な系統を選別し、育成してきました。果皮は明るい黄色で厚いですが、あまり堅くないのでリンゴのように外皮をむき、白い皮を付けたまま切り分けて食べます。他の柑橘類とは違い、果実の表皮の白い皮は苦みや渋みがないためそのまま食べられます。さわやかな香りとさっぱりとした味で伊豆の初夏を彩る特産果実です。 |
橙(だいだい)あいら伊豆地区は、年間を通して温暖な気候であることから柑橘類の生産が盛んです。特に橙(だいだい)は全国有数の産地です。当地での歴史は古く、江戸時代の慶応3年には、すでに栽培されていた記録が残っています。橙の果実は、冬が過ぎても木から落ちず、翌年の新しい果実と混在します。そのため「だいだい(代々)」と名付けられました。縁起物として重宝され、主に正月のお飾りに使われています。橙はそのまま食べることはできませんが、その香りや絞り汁の風味が良くポン酢やマーマレードの材料として利用されています。 |
ハジマリのカンキツ いずのはる食味が優れる「カンキツ興津46号」と香りのさわやかな「阿波オレンジ」の交配で生まれた新品種の柑橘で、一般的には「はるひ」と呼ばれています。河津桜が春のハジマリを告げる頃、旬を迎えます。全国でも生産量が少なく、集約的に栽培している地域は伊豆だけです。伊豆から栽培がハジマリ全国にはばたくカンキツになってほしいと願いを込めて「ハジマリのカンキツ」と名付けました。
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冷風甘夏1月から2月にかけて収穫した甘夏を、冷風貯蔵庫内で貯蔵することでゆっくりと熟成され、ジューシーで甘みと酸味のバランスが抜群の柑橘です。 |
太田ポンカンポンカンの中でも12月から1月にかけて旬を迎える品種の太田ポンカンを多く栽培しています。皮をむいた瞬間に弾ける華やかな香りと上品な甘みが特長です。伊豆の温暖な気候の中で育まれた果実です。 |
西浦レモネード西浦レモネードは、沼津市西浦地区で約20名の生産者によって栽培されています。全国的にも集約的に栽培している地域は他にはないため、大変希少な果実です。レモンのような香りで、皮をむいてそのまま食べられますが、搾ってジュースとして飲んだり、お酒の割りものや焼き魚、揚げ物に搾りかけて料理のアクセントにするのもおすすめです。 |
キンカンこん太キンカンこん太は、ニンポウキンカンの枝変わりで、沼津市愛鷹山麓で栽培しています。これまでのキンカンとは異なり酸味が全くなく、皮もまるごと食べられます。通常のキンカンは果皮のツブツブの中に苦み成分が含まれていますが、皮がツルツルのキンカンこん太は苦みが少なく、平均糖度が20度以上という抜群の甘みが最大の特長です。 |