花き
カーネーション静岡県のカーネーション栽培は大正5年、南伊豆町で温泉熱を利用した温室栽培から始まりました。戦後間もなく河津町で「河津花卉研究会」が組織され、河津・東伊豆町でカーネーション栽培が本格化しました。東伊豆町と河津町は静岡県内の生産者の約7割を有し、生産量は9割を占めます。また、伊豆のカーネーションの最大の特長は「日持ち」です。世界基準のリファレンスルームを国内の生産者組織で一番最初に導入し、最先端の施設で日持ちの試験を日々行っています。「美しさ」と「日持ち」にまでこだわって栽培された「最高のカーネーション」は、その品質が認められ毎年、品評会で幾多の賞を受賞しています。 |
ストレリチアストレリチアは鳥が飛んでいるような姿の花を咲かせ別名「極楽鳥花」とも呼ばれています。1つのつぼみから何度も花を咲かせ、花持ちが良いため切り花としても人気です。花言葉は「輝かしい未来」「万能」と明るく、希望というイメージがあります。 |
金魚草その名の通り金魚のような花を穂状に咲かせる花で、伊豆の温暖な気候が金魚草の生育に適していているため各所で栽培されています。黄色、ピンク、白を中心にさまざまな品種があり色ごとに花言葉が決められていて、冠婚葬祭等さまざまな場面で使用できる花です。 |
マーガレットマーガレットは伊豆半島の先端で昭和初期から栽培されている花です。花には、リラックス効果が認められており、更にマーガレットは咲ききっても花びらが散らずに残るという特長があることから、心の癒しと「合格祈願」の縁起物として、毎日頑張る受験生への贈り物にも最適です。 |
花麦すっと伸びた茎の先に若葉色の穂が実る花麦は、初々しさと生命力に満ちた草姿からフラワーアレンジメントで人気です。春を感じさせる花麦は、新春から桃の節句の頃までが最盛期です。また、麦茶の原料としても使われています。 |
根付きの富士しきみ富士市で栽培されている根付きシキミは全国でも有数の産地で、仏前や墓前に供えられ、また乾燥した葉は線香や抹香に使われています。富士山麓の標高200~400メートル付近で、水はけの良い黒土を利用して昭和25年頃から栽培されてきました。自家採取した種子を撒き、3年をかけて育てたシキミは、美しい形、葉が深緑色で光沢があり、香りが良く長持ちします。 |
戸田シキミ沼津市戸田地区では年間を通して、枝に葉が多く厚みや光沢のある高品質なシキミが栽培・出荷されています。全国有数の産地として関東一円に出荷され、「戸田シキミ」として市場や取扱店からも高い評価を受けています。 |