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御殿場地区のお米

ごてんばのお米 ロゴ


ごてんばこしひかり・峰の雪もちの里

富士山の麓、標高280~630メートルに位置するJAふじ伊豆御殿場地区は、御殿場市と小山町からなり、冷涼な気候と昼夜の寒暖差を利用して、組合員が「ごてんばこしひかり」を栽培しています。
当地区では平成16年より、播種から収穫に至るまで一貫した生産管理のもと、生産量より質を重視した米の生産に取り組んでいます。また、化学肥料や農薬の使用を減らしたエコ栽培米の生産を行い、消費者の安全・安心や環境にも配慮しています。
 静岡県の主催する「お米日本一コンテストinしずおか」では、開催初年の平成16年から県知事賞の常連となり、全国の優良産地と肩を並べ「ごてんばこしひかり」の知名度も全国的なものとなっています。
 また、もち米の「峰の雪もち」においても、当地区の水田地帯は、全農の「もち米生産団地」に指定され、県内もち米需要の一翼を担っています。
富士山稲穂御殿場



ごてんばこしひかりのおいしさの秘密

  1. 富士山とその周辺の山々から流れ出る伏流水
    清らかな水がおいしいお米を育てます。「ごてんばこしひかり」は、ほのかな甘みと粘りのある食感、 そして香り高いお米です。 炊飯時の炊きあがりの香りの良さは特徴の一つです。
  2. 準高冷地の気候がおいしい作物を育てます
    標高280~630メートルの準高冷地帯にある御殿場市・小山町の夏は、 日中の気温が30℃を超える日でも夜はぐっと涼しくなります。 この寒暖差が、「ごてんばこしひかり」の特長の一つである甘みにつながります。
  3. カントリーエレベーターでの管理
    収穫した籾をそのままカントリーエレベーターで集荷し、 食味値による分別保管により品質の均一化(いつ食べても同じ味)と、 トレーサビリティー(生産から販売・供給までの取引記録の保存) に対応しています。
  4. 品質向上のために惜しまない最新設備
    従来から設置していた玄米色彩選別機を最新の玄米色彩選別機(サタケ)に更新 (令和元年)、これにより石や着色米等の異物を除去、コメの品質がさらにアップしました。
  5. 定期的に行われる生育診断
    水稲の作付けが始まると、 毎月定点生育調査が行われ生育状況及び気象予報をもとに月2回の水稲営農情報 「営農だより」を発行しています。
    JAでは毎年変動する気象条件に合わせ、的確な栽培情報を発信しています。
  6. 地域が一体となって「ごてんばこしひかり」を育てています
    当地区93の地域で長年にわたって組織される「部農会」。この組織とともに静岡県東部農林事務所、御殿場市、小山町そしてJAふじ伊豆御殿場地区が一体となり各農家が統一された水稲栽培法を遵守し、「ごてんばこしひかり」の栽培に取り組んでいます。当地区のうるち米は、90%以上がコシヒカリとなっています。
  7. 「苗半作」だから健苗にこだわる
    昔から「苗半作」(良い苗を育てることは、収量の半分が保障されたようなものである) と言われます。
    生育の良いがっちりした姿の苗、いわゆる“健苗”を育成するために、 JA育苗センターでは専門スタッフによる育苗が行われ、 出芽苗(うど芽が出たばかりの状態)、緑化苗(一枚目の葉が展開しきった苗)、 硬化苗(田植え直前の苗)の3種類を生産者に提供しています。
  8. 種もみ100%更新の完全実施
    米の品質向上に大きくかかわる種籾だから、 JA出荷米は100%更新したもののみとさせていただいています。 種籾は、北駿種子生産組合が生産し厳しい審査に合格した種籾のみを使用しています。



御殿場・小山の「エコ栽培米」とは?

「エコ栽培米」は北駿産米改良推進協議会が定めた基準を全てクリアしたお米で「ごてんばこしひかり」トップブランド米「このはなの恵み」の商品名で販売されています。
平成16年度に経済連による「エコ栽培農産物ゴールド」を取得し、平成24年度には公的認証制度「エコファーマー認証」を取得しました。「いつ食べても同じ味」の確立とともに、「しずおか農林水産物認証」を取得し、トップブランド米として実需者から評価を得ました。

平成26年度はANAのファースト・ビジネスクラスの機内食に採用され、おいしさを世界に広めた年となりました。
平成28年度は日本橋三越や銀座三越で扱っていただき、京都の高級料亭でも「ごてんばこしひかり」が使われました。




令和6年度 管内生産者の実績

第26回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会

金賞
JAふじ伊豆御殿場地区部農会(てんこもり)


第21回お米日本一コンテストinしずおか

静岡県知事賞・金賞
瀬戸 孝雄 さん(コシヒカリ)
金賞髙田 哲夫 さん(歓喜の風)
入賞
髙田 哲夫 さん(コシヒカリ)
 入賞
 勝又 良樹 さん(コシヒカリ)
入賞
鈴木 亘 さん(コシヒカリ)
入賞勝又 友之さん(コシヒカリ)
 入賞 勝又 靖雄さん(歓喜の風)
 入賞 遠藤 博雄さん(歓喜の風)
 入賞 勝又 厚さん(歓喜の風)
 入賞 杉山 浩也さん(歓喜の風)


第14回大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト

いっちゃんうまい部門賞
齊藤 勝俊 さん(コシヒカリ)


第18回あなたが選ぶ日本一おいしい米コンテスト

優良金賞
瀬戸 信吾 さん(ひとめぼれ)


第3回全日本お米グランプリin北広島町

金賞
髙田 哲夫 さん(歓喜の風)
銀賞
遠藤 博雄 さん(歓喜の風)




令和5年度 管内生産者の実績

第25回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会

金賞髙田 哲夫 さん(歓喜の風)

第20回お米日本一コンテストinしずおか

静岡県知事賞・最高金賞
青壮年部高根支部(コシヒカリ)
 最高金賞 杉山 浩也 さん(歓喜の風)


第13回大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト

優良賞小松 勝三 さん (歓喜の風)


第2回全日本お米グランプリin北広島町

準グランプリ
遠藤 博雄 さん(歓喜の風)


第12回米-1グランプリinらんこし

入賞
小松 勝三 さん(ゆうだい21)






北駿産米改良推進協議会による認定基準

  1. 種子更新100%で生産されたコシヒカリ。
  2. 認証ほ場で栽培したコシヒカリで、カントリーエレベーターに出荷されたお米。
  3. 栽培方法は静岡県が定める生産基準比、化学合成農薬5割減(成分数・使用回数)、化学肥料5割減(窒素成分)とする。
  4. 栽培履歴の記帳により栽培を管理し、収穫も出荷も一般のコシヒカリとは分別する。
  5. 食味計基準値をクリアしたお米(タンパク値6.9%以下)。
  6. 土づくり統一資材として、「米の精」や「米ぬか入り肥料」を使用する。
  7. 公的認証制度取得ほ場で栽培されたコシヒカリ…「エコファーマー認証」微生物農薬「エコホープDJ」使用 「しずおか農林水産物認証新基準」に取り組む。
  8. 年1回土壌分析を行う。



もち米生産団地

JAふじ伊豆御殿場地区では、平成14年より全国農業協同組合連合会の「もち米生産団地」として指定されております。
当指定は、国内産もち米の安定した生産と供給を行うため、 一定規模以上のもち米を組織的集団的に栽培している農業協同組合が指定されています。
当地区では、397戸の生産者が御殿場市内39ha小山町内34haの面積で 「峰の雪もち」を栽培しています。
「峰の雪もち」は、早生品種で耐倒伏性が強い水稲で、 玄米では、光沢・食味が良く甘み・ねばりがあって白度(もち米の白さ)の高いお米です。 赤飯はもちろんお餅にしても伸びが良く最高のもち米です。